


「お餅がいいな。
だって、先生はね、和の感じがするから。」
リハーサルで、あんこの缶切りに初挑戦。
「進まないよ。」
缶切りのコツがなかなかつかめないAさん。
そして、2度目のチャレンジ。自分の力で缶をあけたAさん。
「おいしい!
がんばって作ったね。
缶切り大変じゃったね。」
ねぎらいの言葉をもらい、にっこり笑うAさん。
「先生と玉打ちゲームで勝負したい。」
玉を左右に動かし、シュートを決めるBくん。
「強いねー、Bくん。」
夏休みの訪問週間に自由に参観してくださった
牛田小の先生方も一緒に対戦。
3人の先生たちに勝ち、満足そうなBくん。
「先生はクレープ、
好きかなあ。心配だなあ。」
キウイやバナナを添え、
おいしいクレープを完成させたCくん。
「クレープが大好きなこと、
よく知っていたね。ありがとう。」
喜ぶ先生を見て、ほっとするCくん。
「朝から餃子で、先生大丈夫かなあ。」
大好きな餃子を先生に食べてもらいたいDくん。
「これはおいしい。
よく作ったなあ。お店の餃子みたいだ。」
おいしいと太鼓判をおされ、満面の笑顔のDくん。
「パソコンのキーボードファイター、
先生の方が絶対に強いと思う。ぼくが負けるよ。」
パソコンの得意なEくん。ドキドキしながら挑戦。
「キーボード打ち、
こんなに速いなんて,先生初めて知ったよ。
すごいねえ。」
なんと一点差でEくんの勝ち。
「まさか勝てると思わなかった。」
ほほを紅潮させるEくん。
この夏休みも、普段見ることのできない子どもたちの姿を見ることができました。
「先生に喜んでもらいたい。」
「先生と楽しみたい。」
大好きな先生のことを思う子どもたち。
そこには、日ごろから積み重ねられた先生との強い信頼関係が見えます。
先生方との情報交換で、ある先生の言葉が心に残りました。
「この子だけじゃなく、どの子も、一人一人みんな先生に認められたい
って思っているんですよ。」
暑い中、本当にありがとうございました。

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じょうちょ教室だより”ぼちぼちいこか”10月号より
「フードをかぶるから、だいじょうぶ。」
※保護者と学級担任・じょうちょ教室の三者で交換している連絡ノートより
先週、興味深い話を聞きました。
月曜日の下校時、雨が降っていました。
傘を持っていない我が子にBさんが傘を貸してくれました。
本人は「フードをかぶるから、だいじょうぶ。」
となかなか受け取らなかったようですが、最終的に先生にも促され、
Bさんの傘をお借りしたようです。
たまたま一緒にいたCさんのお母さんが様子を見て「?」と思ったそうです。
「何か他に理由がありそうだけど、うまく言えないのかな・・。」と。
本人はうまく返せるかどうか不安だと帰る道中もずっと言っていたそうです。
Cさんのお母さんがそれを聞いて預かってくださったようでした。
私が感じたのは、友だちを思いやるBさんたちお友だちの行為がいつもながら
すばらしいと思ったのはもちろんですが、何気に様子を探ってくれたCさんの
お母さんの対応に感動しました。
「何か言いたそうだけど、うまく言えないみたい。」
と察してくれたことに、とてもうれしく感じました。(略)
今回ささいな事ですが、我が子の心境をくみ取ってくれる大人がいることを
直球で感じることができました。
そして、我が子も、自分に自信のないことを何とか伝えようと考えていることを知り、
それもまた大収穫でした。
「ありがとうございました。」だけでは足りないくらいの気持ちでした(略)。
連絡ノートを読んだ後、
「先週の月曜日、帰りに急に雨が降ったね。Bさんに傘を借りたの?」
と聞くと、
「うん・・。」
「傘を返すことができるかどうか、ずっと不安だったんだね。」
「うん。」
「不安な気持ちをそのままにせず、自分の言葉でちゃんと友だちに話せたんだね。」
にっこりほほえむAちゃん。
自分の気持ちをあきらめずに伝えようとしたAちゃん。
“何か他に理由がありそうだけど、うまく言えないのかな。“
不安な気持ちをくみとり、対応してくださったCさんのお母さん。
“困っていることを話したら、助けてもらえた。“
Aちゃんにとって、大きな自信につながったのではないかと思います。
この出来事を通して、Aちゃんのお母さんが感じたように、
とてもあったかな気持ちになりました。

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じょうちょ教室だより”ぼちぼちいこか”12月号より
「だいじょうぶ。」
餃子の大好きなAくん。
6年生になって、餃子作りにチャレンジ。
1回目は、お世話になった先生に。
2回目は、夏休みの指導を見に来てくださった担任の先生に。
そして、3回目は、市内のじょうちょ教室の担任の先生方に。
回を重ねるごとに少しずつ作り方にもいろいろな工夫を発見。
手を使って一生懸命にこねていたひき肉。
2回目はビニール袋に入れてこねるAくん。
「これ、手が汚れなくていいねえ。」
そして、3回目。
「キャベツもビニール袋に入れて、塩もみしたらいいんじゃない?」
新しい発見をするAくん。
「ビニール袋に小さな穴を開けたら、手で絞らなくても水を出せるよ。
ほら、見て。」
次々とアイデアを思いつくAくん。
調味料を混ぜるとき、
「あっ!大事なものを忘れた!ごめん。Aくん。」
「何?先生。」
「あのね、ゴマ油・・。わぁ〜どうしよう。」
戸惑う私に、
「だいじょうぶ。」とAくん。
「え〜ショック。
何か忘れたような気がしてたんよね。夏にはポン酢を忘れたし、
今回はゴマ油・・。情けないなあ。」
「だいじょうぶ。ゴマ油がなくても、餃子できるよ。」
「本当?でも、ショック。」
落ち込む私に、
「先生、だいじょうぶ。
ぼくもね、公園で遊んでいて、靴を投げたら木にひかかったけど、
いつのまにか、靴が落ちてきたよ。
だから、だいじょうぶ。」
一生懸命に励ましてくれるAくん。
次の週、Aくんに、
「『だいじょうぶ。』って、何度も励ましてくれて
先生とってもうれしかったよ。」その気持ちを伝えると、
「うん?だってね、先生。 ぼくが失敗したときに、
先生がいつも言っている言葉だよ。」にっこりほほえむAくん。
ふと気がつくと、私が失敗したときに、どの子も、
「だいじょうぶ。」
「まあ、仕方ないよ。」
「ドンマイ。」
さりげなく声をかけてくれていることに気づきました。
そして、子どもにとっても、おとなにとっても、
「だいじょうぶ。」は、ほっとするすてきな言葉だなあ
と感じました。

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